「シナジーを創り出す」第三の案で家族会議を対応する?

第六の習慣
次にゴールデンウィーク、ママは子どもたちとディズニーランドに行く気でいっぱいだ。アンバサダーホテルを取り、ママ友とも話している。子どもたちも、どこをどんな順番で回るなど関心は高い。
パパは内心由鬱だ。車の運転、食事、引率はぶっちゃけつらい。子どもたちが喜ぶのは何よりの励みだと思っているし、ママもアンバサダーホテルに喜んでいる。大事な家族との時間だ。しかし、パパの両親が同時期にこちらへ来て、孫の顔を見たいといい、この数年そういった時間を設けていない。
両親とはうまくやっているし彼らも無理は言わない。ママとしては親子水入らずで、何の気づかいもなく過ごしたいのは目に見えている。

この状況をみて、「判断」しませんでしたか?
こうしたらいい、ああしたらいい、というのを「判断」といいます。
だとすると
7つの習慣でいう、「処方する前に診断する」をしちゃいましたね。

ここでのファーストアクションは
自分がパパなら、ママのことを具体的に考えてみる。
自分がママなら、パパのことを具体的に考えてみる。

そうしてパパなら、ママがこれまで辿ったことを頭におきつつ、ママならどうしようか考える。当然自分のことは分かっているので、それはそれとして頭の片方に置いておく。ママなら、パパならどうしようか考える。
この状態が、シナジーを創り出すスタート地点でありゴールといってもいい。

どんな案になるか、分からない。
想像さえできないが、お互いが信頼口座に貯金して満足いく結果であれば、それが第三の案だ。

すくなくとも、妙案にたどり着かなくとも、お互いに分かり合えたプロセスは、大きな信頼口座へ預け入れができ、次へと繋がる。