「脚本を書き直す」のは日常生活が舞台

用語解説

脚本を書き直すということについて、7つの習慣では次のように述べています。

自覚を育てていくと、多くの人は自分が手にしている脚本の欠点に気づく。まったく無意味な習慣、人生における真の価値とは相容れない習慣が深く根づいていたことを思い知らされる。
(7つの習慣 P.129)

ここでいう「自覚」というのは、
・自分が求める「終わり=目標」が何かをイメージできていること。
・そのために必要な行動、反応、判断が適切だったかどうかを振り返ることができている。
を冷静に理解できている状態を指します。

目標に対し「無意味な習慣」「相容れない習慣」に対して、これはマズイと修正を施していく。

例えば、「親切だね」と言われたい結果を求めた場合、全ての行動、反応や判断が、相手から「親切だね」と言わせるために仕組まれているか?
真逆の行動をしていたら修正すべきだし、対応に間違いがなければどこかに問題があるのかもしれない。

そう考えると、
自分自身が持っている台本とセリフを、自分が欲しい結果=役の方向へと書き換えていくことができる、としています。
古今東西、いろんな物語が創造され、いろんな登場人物がいます。理想となり得るキャラクターもいれば、対置されるキャラクターもいます。
リアルに手本となる人物が見当たらなければ、マンガから手本となる人物を見つくろってもいいんじゃないですか。