7つの習慣における「効果(効果性)」は「P/PCバランス」のこと

用語解説

7つの習慣を下世話に活用するブログ。

今回は7つの習慣で言われる「効果(効果性)」について、「P/PCバランス」を解説していきます。

「効果」と「効率」という似たような言葉がありますよね。ちなみに、「効果」に近い「影響」もあり、「効率」に似ている「能率」という言葉があります。
本題に入る前に、ちょっと整理してみましょう。

大辞泉によると

◆効果(effect)
1 ある働きかけによって現れる、望ましい結果。ききめ。しるし。「薬の効果が現れる」「宣伝効果」「効果覿面(てきめん)」 2 演劇・映画などで、その場面に情趣を加える技術および方法。雨音・風音・煙・雪など。エフェクト
◆効率(efficiency)
1 機械などの、仕事量と消費されたエネルギーとの比率。「効率のよい機械」「熱効率」 2 使った労力に対する、得られた成果の割合。「効率のよい投資」
◆影響(affect、influence)
[名](スル)《影が形に従い、響きが音に応じるの意から》1 物事の力や作用が他のものにまで及ぶこと。また、その結果。「環境に影響を及ばす」「大勢に影響しない」「影響力」 2 影と響き。また、物事の関係が密接なこと。
◆能率(efficiency)
1 一定時間内にできる仕事の割合。仕事のはかどり方。「能率が上がる」「能率が悪い」
2 物理学で、モーメントのこと。

ざっくり区別すると
「効果」はねらい通りの作用、対して「影響」は意図せぬ作用を指す。
「効率」は労力と成果を比較して評価し、「能率」は時間と仕事を比較して評価する。
というニュアンスですね。

こうした一般的な言葉の意味があるのですが、
7つの習慣では、一般的にはある/なしで語られる「効果」という言葉が、頻繁に出現し、かつ重要な位置にあります。

ここでは、7つの習慣でいうところの「効果」がどういう意味を持っているかを紹介します。