7つの習慣における「効果(効果性)」は「P/PCバランス」のこと

用語解説

7つの習慣では、冒頭の方で「効果(効果性)」について独自の考え方を与えています。

1つは成果(黄金の卵)、二つ目は、その成果を生み出すための資産あるいは能力(ガチョウ)である。この二つのバランスがとれて初めて効果的なのである。これをP(Production)/PC(Production Capability)バランスと名付けている。
(7つの習慣 P.58

“効果”というと、一般的には求める結果に対してある/なしで語ったり、ある方法が求める結果に対し作用したかしないかを語ります。
この用語法でそのまま7つの習慣を読むと、よく分からなくなっちゃいます。

ここで定義されている通り、7つの習慣を読むときには、「効果=P/PCバランス」と脳内変換しましょう。

本来通りの意味で効果として求めるものは「P」です。
健康であるとか、仕事をうまくやるとか
信頼を得るとか……といった類の効果です。

ポイントは、「PC」=成果を生み出すための資産・能力や仕組みが効果に含まれていることです。

日常の行動が、効果的であるためには
求める成果を生み出すための能力や仕組みについて、メンテナンスやバージョンアップをしていかないとダメですよ。
ということ。