「時間管理のマトリックス」重要かつ緊急でないことを先に決める

第三の習慣

7つの習慣でどこが一番実用的か?
そう聞かれたら、間違いなく第三の習慣です。
ここを押さえて、実践すれば、だいたい上手くいきます。

時間管理の四つの世代

時間管理の本質を一言で言うなら「優先順位をつけ、それを実行する」に尽きると思う。そしてその一言は、時間管理のこれまでの三つの世代の進化過程を言い表している。時間管理には多種多様なアプローチやツールがあるが、そのどれもが、優先すべきことをどのようにして実行するかをポイントにしているのである。
(7つの習慣 P.197)

時間管理の仕方にも成長過程があります。
第一世代:メモやチェックリスト
→やることが多くなるので、忘れないようにする工夫
第二世代:予定表やカレンダー
→やることを時間軸で設定し、少し先を見越す工夫
第三世代:優先順位づけと価値観の明確化
→第二世代に自身の価値観や目標の考え方が加わり、短・中・長期という区分方法も活用して、目標達成するために将来の活動を取捨選択する

現行では多くの人や会社で、第三世代の時間管理を実践していると思う。けれど、正直疲弊する。じゃあどうするか…というので提示されるのが

第四の世代
モノや時間を管理せず人間関係の維持と強化から結果を出す。P/PCバランスを維持することだ。(7つの習慣 P.198-199)

この文章だけ読んでも分からんので、下世話に解釈すると、
自分のステータス≒パラメータに集中して管理しろ
という言い換えができる。
健康状態や、能力、ストレス、交友関係…
といった自分のパラメータを見て、時間や金といった資源を投入するのだ。
時間など管理せず、徹底的に自分ファーストで自分を大事にする。
これです。第四世代は。