力の場の分析──推進と抑止の葛藤は力技で返す

第六の習慣

力の場の分析

クルト・レヴィンは「力の場の分析」というモデルを構築した。それによると、現在の能力や状態は、上向きの推進力とそれを妨げようとする抑止力とが釣り合ったレベルを表しているという。
(7つの習慣 P.411)

つまり、がんばろうとするのを推進力といい、そのあしを引っ張ろうとする抑止力がある。その均衡状態が今だというのだ。

しかし、ここで諦めずにシナジーを創り出すのである。Win-Winを考える動機、まず相手を理解することに徹し、それから理解してもらえるようにするためのスキル、他者と力を合わせてシナジーを創り出す相互作用、これらを総動員して抑止力に直接ぶつけるのだ。 (同、P.411)

うん。
力技だ♪

どうやって、力技を発揮するかは後にして、

むしろ、ここで抑えておきたいのは
クルト・レヴィンの方だ。

レヴィンは
・リーダーシップの3タイプ
・集団の意思決定
・変革モデル:解答―変化―再凍結
・アクションリサーチ
といった、世界対戦前に現代のリーダーシップ論の基礎となる理論を提示し、イノベーション論の端緒を作った人。

そういった理論が7つの習慣のベースにあるということも、チェックしておこう。

 

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