シナジーを作りだすコミュニケーション

第六の習慣

コミュニケーションの3レベル

1.防衛的コミュニケーション

自分の立場を守ることしか考えず、揚げ足をとられないように用心深く言葉を選び、話がこじれて問題が起きたときの用心のためとばかりに予防線を張り、逃げ道をつくっておく。(7つの習慣、P.395)

2.尊重的・妥協的コミュニケーション

それなりに成熟した人間同士のやりとりである。相手に敬意は払うけれども、面と向かって反対意見を述べて対立することを避け、そうならないように注意して進める。だから、相手の身になって共感するところまでは踏み込めない。知的レベルでは
相互理解が得られるかもしれないが、お互いの立場の土台となっているパラダイムを深く見つめることなく、新しい可能性を受け入れることはできない。……妥協とは、一プラス一が1.5にしかならないことである。どちらも2を求めていたけれども、お互いに0.5ずつ諦めて1.5で手を打つことだ。(同、P.396)

3.シナジー的コミュニケーション

1プラス1が8にも、16にも、あるいは1600にもなることである。(同、P.396)

シナジーという状態でのコミュニケーションがなんなのかは分からないですが、逆にシナジー的ではない状態からネガティブリストを作って考えることができます。

下世話な、シナジー的コミュニケーションに向かうためのNGリスト

・自分の立場を守ることばかり考える
・逃げ道を作り、予防線を張る
・相手に対して共感しようとしない
・お互いのパラダイムを理解しようとしない
・妥協し、譲歩し手を打つ

この5カ条をしないように、そういう状況にならないように気を配っていこう。