7つの習慣を下世話に活用する。
人間関係における6つのパラダイムを紹介しました。
競争社会において基本的には、Win、或いはWin-Loseのパラダイムで対人関係が考えられています。
そうした競争に疲れ果てLose-Winというモノの見方を常に選択していたり、Lose-Loseという足を引っ張る見方を常に選択したりする人もいる。
Win-Winはお互いの落とし所をつける道で、お互いメリットがあるから取引が成立する。とはいえ、そんな都合のいい話は毎回訪れない。
No-Dealは、けんか別れするのではなく、「お互いメリットが見いだせないから仕切り直そう」という感覚。
どれがいいかではなく、状況に合わせて使い分けるのが重要。
使い分けるときの判断基準は、状況、それから得られる結果の軽重もあります。
しかし、念頭に置くのは「相手と自分の信頼」を置き、特に「自分との信頼口座」で預け入れになるのか、それとも約束を反故する引き出しになるのかで、まずは考えていけばいい。
結果で判断するのではなく、
どのパラダイムで対応することが自分の信頼を裏切らないか?
で考えよう。
そうして、第Ⅱ領域の確保のため、デリゲージョンするための行動を始めていくのだ。