No-Dealを差し出すときの口上が7つの習慣で紹介されている。
お互い満足できるWin-Win以外の結論は出したくないんです。私も勝って、あなたにも勝ってほしい。だから、私のやり方を通しても、あなたに不満が残るのは嫌なんです。後々不満が噴き出さないとも限りません。それは信頼関係が崩れます。逆に、私が我慢して、あなたの思いどおりになったとしても、あなたはあなたで後味が悪いでしょう。だからWin-Winの道を探しましょう。一緒に本気で考えましょう。それでも見つからなければ、この話はなしということでどうでしょう。
(7つの習慣 P.302)
文学的な香りさえするいい口上。
太宰治の「駈込み訴え」で、ユダがキリストを訴える最後の口上を思い出します。
未読の方はぜひ。。。
愛と信頼の裏返しが憎しみとして噴出した、
人間の相克の果てに人を人に貶めていく。
そんな姿は見たくない。